木曜日のヨーロッパリーグ、ヴォルスクラ戦のスターティングラインナップは、

オーバメヤン

イウォビ　ミキタリアン　ウェルベック

エルネニー　トレイラ

モンレアル　ホールディング　ソクラティス　リヒト

レノ

の4231でした。ヨーロッパリーグ初戦というのもあるのか、メンバーを落としたといっても、オーバメヤンをはじめ、かなり手堅いメンバーを選んできました。

　試合内容は、前半ミキタリアンが自陣でパスをインターセプトしてそのままドリブルで中央に駆け上がり、左サイドを駆け上がったイウォビにパス、そのイウォビがゴール近くまでドリブルし、やや右サイド側からゴール前に走って来たオーバメヤンにパス、オーバメヤンが滑り込みながらシュートを放って先制ゴールを決めました。後半になると、左サイドからのミキタリアンのセンタリングをウェルベックがヘッドでゴールを決めると、次はミキタリアンからのパスを受けたオーバメヤンがボックス外からカーブをかけたシュートでゴールを決めました。3-0となると、オーバメヤン、トレイラに代わってエジル、グエンドゥージが、さらにイウォビに代わってスミスロウが入りました。そして、ソクラティスのパスを受けたリヒトシュタイナーがキーパーを引きつけてボールを上げると、相手ディフェンスをウェルベックがブロックしてエジルがシュートを決めました。しかし、その後、気が抜けたのか、ヴォルスクラに2点を返されて、試合が終了しました。

　4231の10番ロールについては、エジルよりもラムジー、ラムジーよりもミキタリアンの方が適性が高いと考えていた私にとって、ミキタリアンが4231の10番ロールに入ったこの試合は、ヨーロッパリーグとはいえ、ミキタリアンのプレイぶりに興味津々でした。

　そして、1点目は、そのミキタリアンのインターセプトから、こういうカウンターが見たかったんだという絵に描いたような見事なロングカウンターが決まりました。アーセナルでこういうロングカウンターは久しく見ていない気がします。ミキタリアン押しの私からすると、きっとエジルだったらインターセプト自体がなかった、ラムジーだったらインターセプトしてもイウォビにパスを通せなかったなどと思ってしまいます（半分冗談です）。その後もミキタリアンは、2点目、3点目についてもアシストをしており、10番ロールで活躍しました。今回は完全な格下相手であり、ほとんど参考にならないとはいえ、機会があればリーグ戦でもミキタリアンの10番ロールを試して欲しいです。

　この試合で次の注目ポイントは、レノのプレイでした。まず、足下のテクニックについては、相手は当初ゴールキック直後からハイプレスしようとしていたものの、レノの足下の上手さを見て、ハイプレスする気が削がれたように見えました。足下のテクニックという点では、現時点ではレノの方がチェフよりも優れているのは明らかと思います。しかし、肝心のシュートストップについては、止めるのが難しいシュートを止めるようなスペシャルなところは見せられておらず、今後のプレイも見てみないとその能力は分かりませんでした。

レーティングですが

オーバメヤン 8

イウォビ 7

ミキタリアン 7

ウェルベック 7

エルネニー 6

トレイラ 6

モンレアル 6

ホールディング 6

ソクラティス 7

リヒトシュタイナー 6

レノ 6

エジル 6

グエンドゥージ 5

スミスロウ 5

　続いて、日曜日のプレミアリーグ、エヴァートン戦の予想スターティングラインナップですが、前節と同じ

ラカゼット

オーバメヤン　ラムジー　エジル

ジャカ　グエンドゥージ

モンレアル　ソクラティス　ムスタフィ　ベジェリン

チェフ

の4231と予想します。前節はこのメンバーで勝っていますし、このメンバーを押しのけてスタートから出てきても不思議ではないだけの能力を有するミキタリアン、イウォビ、トレイラ、リヒトシュタイナー、レノは、ヴォルスクラ戦でスタートからプレイしていたので、高確率でこのラインナップだと思います。