ライトファンから見たアーセナル

素人が偉そうにアーセナルの戦術を語ります

スポルティング戦 マッチレビュー

 10月25日のヨーロッパリーグスポルティング戦のアーセナルのスターティングイレブンは、


オーバメヤン

ウェルベック ミキタリアン

エルネニー ラムジー

グエンドゥージ

ジャカ ホールディング ソクラティス リヒト

レノ


で、フォーメーションは4123でした。また、守備は、


ウェルベック エルネニー ラムジー ミキタリアン

グエンドゥージ

ジャカ ホールディング ソクラティス リヒト


で4-1-4のブロックを形成する戦術でした。



 試合内容ですが、前半は危険な場面は作られないものの、アーセナルもスピード感に欠け、決定機がほとんど作れない状態でした。後半になって、ラムジーとエネルニーが左右のポジションを変えると、ラムジーが起点になってチャンスが作れるようになりました。そして、60分前にエルネニーに代えてトレイラが入ると、フォーメーションが4231に変わり、トレイラが縦パス、セカンドボール奪取でリズムを作ってアーセナルが圧倒し始め、トレイラの縦パスをオーバメヤンが斜め後ろに流し、ウェルベックが最終的にそれを収めてキーパーに股を抜くシュートを決めて、1-0としました。そして、ウェルベックに変えてラカゼット、オーバメヤンに変えてイウォビが投入され、危なげなく逃げ切りました。これで公式戦11連勝です。


 個人のパフォーマンスでは、ウェルベックは決勝点となる貴重な先制点を決めたほか、守備でもブロックの一角として十分貢献しました。

 また、トレイラは、交代で入ると、すぐに縦パスとセカンドボール奪取で、流れを引き寄せました。

 一方、エルネニーは、チャレンジするパスがない上、ワンタッチのパスなどでテンポを上げることもなく、低パフォーマンスでした。

 また、ラムジーも、延長交渉決裂、プレミアリーグ2試合連続スタメン落ちのショックがあるのか精彩を欠いていました。前節のプレミアリーグではエジルが素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、エジルのこれまでの実績も踏まえれば、このままではラムジーが契約延長を勝ち取った上で10番ロールのファーストチョイスに戻るのは容易ではないでしょう。ラムジーは、契約延長交渉でゴネなければ、エジルに代わってアーセナルの中心選手になっていた可能性もあっただけにもったいないと言わざるを得ません。

 

 当サイトのレーティングは


オーバメヤン 5

ウェルベック 7

ミキタリアン 6

ラムジー 5

エルネニー 5

グエンドゥージ 6

ジャカ 5

ホールディング 6

ソクラティス 6

リヒトシュタイナー 6

レノ 6


トレイラ 7



 この試合は、既に2戦2勝しているグループリーグでライバルと目されるスポルティングとのアウェイ戦であり、本来は引き分けでも十分な試合でした。しかし、公式戦10連勝中であることもあり、連勝の勢いを殺さないためにも勝利が欲しく、連勝中であることが逆に試合運びを難しくさせたと思います。しかし、それでも、きっちりと1-0で勝ちを収め、グループリーグ突破をほぼ確実にしました。この勢いでプレミアリーグでの連勝も伸ばし、自信を持ってトップシックスとの対戦に臨んで欲しいところです。

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